「サッカーを辞めた私に、なんの価値があるだろう？」これが、20年間の現役生活を終えた私の、最初の疑問でした。
女子サッカー選手、女子アスリートの本当の価値はどこにあるんだろう。サッカーと並行して「生きる力」を身に付ける方法はなかったのだろうか。
自問自答を繰り返し、やっと辿り着いた答えが “選手の人生を見据えたクラブ設計” でした。実際に経験してきた私だからこそ、わかる苦しみがあり、見える世界がある。現在䛾スポーツ界でもセカンドキャリアが問題視されつつありますが、実際にその問題解決に乗り出しているクラブは少ないと感じます。
本気で選手の人生を考えたクラブを作りたい。そして、日本女子サッカーの歴史を変えたい。その一心で、自らクラブを設立する選択をしました。